彼は、今までどおりに会ってくれるというのですが、今後そんな彼とどう接したらいいのかわかりません。私としてはまだあきらめられない気持ちです。こんな私にアドバイスをください。

I子さんは、白黒はっきりさせようとしたところ、フラれてしまったとのこと。心中お察し申し上げます。しかし、これは当然の結果とも言えるのです。なぜなら、

「ねぇ、私ってあなたのなんなの？」

という質問は、曖昧な関係を楽しんでいる男性にとって、いつかは必ず聞かれるであろう質問であり、それは即ち、彼にとっての時限爆弾なのです。その言葉を聞いたとたんに、でんでん太鼓のように頭を左右に振りながら後ずさりし、その場から走り逃げたくなってしまうのです。

そんな彼は、嘘のつけない正直者、あるいは悪魔になれないいくじなしであろうと思われます。そんな人に、心のプレッシャーとなるような質問を浴びせてはいけません。彼が後者であった場合、そんな質問と共に、あなたの存在そのものが彼のプレッシャーとなりかねません。ああ、彼女は俺ともっと頻繁に会いたいと思ってる...もっと愛情表現をして欲しいと思っている...でも、俺にはそれに応える勇気はない...。となると、彼の良心が痛み始め、ついには良心の痛みの根源であるあなたを、自分の生活から抹殺しようとしてしまうのです。

I子さんはラッキーです。なぜなら、彼はまだ今までどおりに会ってくれるからです。それは、あなたを本気で失うつもりはない、という心の現れです。嫌われているわけじゃないのです。まだ好きなら、諦めてはいけません。こういうタイプは、根気が勝負です。今後の攻略法を伝授します。

I子さん、あなたの好きな人は、攻略の難しい人です。なぜなら、攻めすぎれば逃げてしまうし、あっさりした関係だとそれに甘んじてしまうからです。そんな彼を射止めるには、どんな方法があるでしょうか。あるのです。とっておきの方法が。

まず、好きなら、好きであることを全面に伝えることです。けっして、湿った雰囲気を作ってはいけません。明るく、楽しく、そして自分らしく、あなたの愛を伝えましょう。好き好き！好き！わははははー！こんな伝え方も一つの方法だと思います。

連絡は、ほどほどにマメにしましょう。リズム的には、ツーツートントンツートントン、くらいです。え？わかりませんか？では、以前にも例にしたことのある、飴と鞭方式で説明しましょう。彼の場合は、

飴飴飴 鞭 飴飴飴 鞭鞭

と、比較的飴を多めにしてあげましょう。話の内容は楽しいことに徹することです。電話を切った後、思わず彼の頬が緩むようなものがよいでしょう。例えば、「今日ね、電車の中のおじさんの頭が妙にのっぺりしてるなって思ったら、ハゲ頭に油性ペンで髪の毛が描いてあったんだよ。」とか、「私のお友達が勤めてる脱毛エステに若い女の子が来て、『陰毛をハート型に脱毛してくださいっ♪』って注文したんだって。」とか...まぁ、様々です。

それから、なるべく電話は短めに切り上げましょう。長電話は、彼を疲れさせるし、時間の拘束を感じさせてしまいます。

極端にプレッシャーに弱い彼は、楽しいことや美味しいものや気持ちいいことに目がないはずです。I子さんとデートするときには、そのすべてを満たしてあげましょう。

そのうちに、彼は気がつくはずです。"この子と一緒にいると楽しい"ということに。それが、"この子でないと楽しくない"まで発展すれば占めたものです。もう、彼はI子さんの手中におさめられたも同然です。それでI子さんが満足してくれれば問題はないのですが、そこでまた"彼の気持ちを確認したい病"にかかってしまったら。...それでも確認しない方がベターです。どうしてもしたいのなら、その場の雰囲気が変化しないように最大の注意を払ってください。その場の雰囲気がガラリと変わることに臆病な彼は、別れ話も自分から出来ないはずです。その場の楽しい雰囲気とテンションを維持しつつ、取り組んでください。

ポイントは、彼にあなたと一緒にいると楽しいと思わせることです。少しもプレッシャーを感じさせないことです。それをクリアできたとき、I子さん、あなたは彼の彼女になった、と言えるでしょう。

恋は、一度や二度でくじけてはいけません。ふぁいとぉーっ！何発でもぉーっ！という精神が大切です。
自分のことよりも、彼のことが大事と思えるのなら...。
 

この壁を乗り越えないこといは、私に再度、幸せが訪れることはないのではないかと、近頃、おおいに心配しています。

なんとか、この私の悪癖を直したいので、アドバイスをお願いします。

Jさん、あなたが本気で悪癖を治したいのであれば、あなたのそのなんの価値もないプライドをとっとと捨てることです。

さて、人見知りやあがり症がなぜプライドに起因しているのかを語ることにします。
それは、心の根底に「カッコ悪いと思われたくない」という心理−−−つまり、それが（ちっぽけな）プライド−−−が働いているからです。裏を返せば、少なからず自分をカッコよく思っているという、自惚れた考えもちらほらと見えなくもないですが、今回はそこには触れないでおこうと思います。人より良く見られたい、とまでは思っていなくても、カッコ悪いと思われたくない。この気持ちがあなたを離婚に導いたのだと思います。ちょっと強引すぎるかもしれませんが、あえてこう書かせてもらいます。

カッコ悪いと思われる、攻めに入って拒否される、ヘマをやって罵られる、そんなことがなんですか。それらを恐れているようでは、悪癖の壁を乗り越えることはできません。

「やだー、かっこわるぅーい。」

だの、

「まじー？やめてよー。」

だの、

「コラーーー！！」

などと言われても、何度でもチャレンジする。これが男です。カッコ悪いと思われても、何度も繰り返しやってしまえば、相手は心理的にカッコ悪いインフレになり、あなたのそのカッコ悪さが普通に感じてしまいます。拒否されたとしても、何度も繰り返し攻めていけば、やがては落ちるか、もしくは相当嫌われるか、あるいは冗談になります。ヘマをやって罵られたとしても、罵られインフレ状態になるか、冗談にしかなりません。そう、このような状態に自分をもっていってこそ、真の自分になれるのです。真の自分を相手にぶつけてみてください。もう恐れるものは何もありません。あなたの人見知りなど、どこかへ行ってしまっています。あなたの幸せも、ほらもうその門まで来ているのが見えますよ。

幸い、Jさんは離婚後もいろいろな女性と知り合う機会に恵まれているようなので、ぜひ、今までの自分を捨てて、再出発していただきたいと思います。

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この会社に入って恋をしてフラれました。

相手は同じ会社の先輩で、上手く行きかけた時期もあったのに、結局フラれてしまいました。フラれてから、1年が経とうとしています。それでも、相手の人との間は未だに気まずく、目も合わせることが出来ません。そんな態度ではいつまでたっても話なんかできない、と相手の人から言われたこともありました。他の人とは仲良くしても、私とだけ喋らないんです。もう、この状態に疲れたので、このほど退職をするつもりです。

このような私が心から笑えるようなことが出来るのでしょうか。

出来ます。

今は絶望的な気持ちになっていますが、いずれ傷は癒えるのです。癒えない傷など、ないのです。いや、俺の傷は癒えないよ、という人がいたのであれば、それは治りかけた傷をまた更に痛めつけ、癒えないように癒えないようにしてしまっているのです。

そもそも心の傷につける薬はないんです。
心の傷を癒す薬がは一つだけ。それは時間です。

時間がすべてを解決してくれます。

S子さんが心の底から笑えた時、S子さんはきっと前よりいい女になっているはずです。女なんてフラれるほどいい女になるもんです。いや、ならねばなりません。でなければ、私はどーなるのーーー？？？フラれた数とゲロを吐いた回数は、人より多いと自負しています。えっへん。

さて、S子さんの相談で、少し気になるところがあります。
フラれてから1年も経とうとしているのに、未だに相手との仲が気まずい、という部分です。他の子とは話すのに、自分とだけ話してくれない。そうです。それは、あなたがいやな感じがするから、話したくないのです。

ここに、フラれた者の心の在り方が示されています。

一つの恋が終わったあと、相手とその後もいい関係を続けたいのであれば、それはひとえに、傷ついた方の態度ひとつで決まってしまうのです。傷つけた方は、多少なりとも罪の意識を感じています。傷つけた相手を見れば、自分の罪を意識せざるをえません。誰がそんなことを好むでしょうか。ジギャッキーというジャンルに属する人間しか、そのようなことを好みません。傷ついた方の態度が、あまりにもそれを意識させなければ、相手も自分の罪が軽減されたような気になります。かといって、「なんだオレ、別に悪いことしたって思わなくてもいいんじゃん！」と両手を挙げて安堵する男も場合によっては、人間のかす（あるいはチンカス）とも思えなくもないですが、まぁ、それは特別なケースとして置いておきましょう。

えー、ここで言いたかったのは、相手に罪を感じさせない態度も、それなりの優しさかもしれません、ということだったのです。

自分がどれだけ傷ついたか、どれだけ哀しんでいるか、を相手にわからせたとしても、自分勝手な自己満足が満たされるだけであって、何も進歩はありません。女（時には男もそうかもしれないけどさ）というのは、傷ついた分だけ、いい女にならねばなりません。いい女になるというのは、堀江淳の「そうよ私はダンシングドール」です。は、なんか違う...？

たまには飲みに行けるような、そんな関係になれたのだったら、今よりもっといい女になり、更にいい男をつかまえ、精一杯幸せだということを伝えてあげたら...S子さん、彼は成仏すると思います。あ、あれ、なんか違うなー...。

孤独を学んでも仕方がありません。小さな点にとらわれすぎてもいけません。
今の傷を乗り越えて、どうぞいい女になってください。
 
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そのキャバクラで、若い女の子ミサちゃんと知り合いになりました。 
フィーリングが合い、楽しい時間を過ごすことができました。その時、彼女があと1週間でそのお店を辞めるという話を聞き、その後もほぼ毎日その店へ通い、夢のような1週間を送ることで、16万円程度使ってしまいました。ただ、それに関しては、何の後悔もありません。 

彼女に自分の自宅の住所・電話番号等を書いた名刺を渡し、必ず連絡を欲しいという旨を訴え、彼女の最後の日が来て、別れました。彼女の連絡先を聞き出すことはできませんでした。 

その後、別れて10日めを過ぎた頃、彼女から電話がありました。それで、彼女の電話番号を教えてもらいました。 

ただの女友達で終わらせる気はありません。この後、どのようなアプローチの仕方をすればいいのでしょうか？電話は週に何回ぐらいすれば良いのでしょうか？彼女はラブホテルではなくシティホテル派です。どのような場所を選べばよいのでしょうか? 

裸商売の女性に、悪い人はいない。 

しかし、キャバクラは裸商売ではありません。従って、彼女が単に中年おやじのあしらいに慣れているだけで、いい子じゃないかもしれない、という可能性は否めません。そのへんのことを念頭に置き、警戒しつつも慎重にコトを進めたほうがよいでしょう。 

まず、やってはいけないことをまとめておきましょう。 
 

風俗嬢扱いしてはならない。（基本ですよね） 
しつこくせまらない。（娘はしつこいのは嫌いです） 
決して下心を見せない。(キャバクラ嬢ならなお更です。ただし、相手がサインを見せたらすぐ実行。) 
むやみに物を買い与えない。(絆を築いてから買い与えましょう)

電話の回数は、飴と鞭方程式で割り出しましょう。すでにSさんの場合は、十分に飴を与えているのですから、鞭から始めます。 

鞭鞭、飴、鞭鞭鞭鞭飴鞭鞭、飴飴鞭鞭鞭、飴

こんな感じでどうでしょう。彼女の心理は以下のようにスタートしていると思われます。 
 

「Sさん、私の電話番号にむしゃぶりついたわ」 
「しつこくされたらイヤだな。ま、そしたら、なんかうまい手考えるか」

「あら、すぐにかけてくるかと思ったけど、かかってこないわ」 （鞭） 
「...案外、本当にジョークだったのかもねー」 （鞭） 

「ほ〜ら、かかってきた。」（飴）（この時の話す内容次第では、今後の展開が天国と地獄に分かれます） 

「〜♪」（鞭） 
「...〜♪」（鞭） 
「...............〜♪」（鞭） 
「..................................。」（鞭）(あなたのことを忘れてしまっている可能性もあります) 
「....！（ははーん）」 （飴） 

「〜♪」（鞭） 
「〜♪」 （鞭） 

「るるる〜♪」（飴） 
「ららら〜〜♪」 （飴） 

「およ？」 （鞭） 
「およよ？」 （鞭） 
「なんかさびしーぃ」（鞭） 

「あ！かかってきた！♪」（飴）

どちらを選ぶかは、あなたのセンス。Sさん、がんばってください。 

くれぐれも慎重に。

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告白してから、悩みましょう。 
でも、大学に行けたら先輩よりももっといい男と出会えるかもしれません。 
そのためにも、勉強は怠らないようにしましょう。 
とりあえず、告白しましょう。それからいろいろ考えましょう。 
 
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